PROFILE プロフィール

本名:アレクサンダー・ジェームス・マクリーン(Alexander James McLean)。
1978年1月9日フロリダ州ウエスト・パーム・ビーチ生まれ(現在31歳)。
両親の離婚後、母、祖父、祖母に育てられる。1990年フロリダ州オーランドに移住。当初は俳優を目指しながら、音楽活動を開始。

1993年、バックストリート・ボーイズ結成。やがてドイツを中心に火がつき、1995年ヨーロッパ、日本で先行リリースされた『バックストリート・ボーイズ』が850万枚セールス。1997年2ndアルバム『バックストリーツ・バック』は本国アメリカを含む世界中で1,300万枚の大ヒット。1999年には、3rdアルバム『ミレニアム』が全米1位を獲得。3,500万枚という記録的なセールスとなる。2000年には同じく全米1位を獲得した4ndアルバム『ブラック&ブルー』を発表。ベスト・アルバムをはさみ、『ネヴァー・ゴーン』(2000年)、『アンブレイカブル』(2007年)は世界各国でセンセーショナルなセールスを記録。そして2009年9月には7thアルバム『ディス・イズ・アス』をリリース、大ヒットを記録。

全世界7,500万枚、日本だけでも650万枚という驚異的なセールスを誇る最強のスーパー・グループの一員として、その役目に徹してきたAJは、ゆっくりと、あせらずにソロ・アルバムの準備を続けてきた。ただし少年時代は、必ずしも幸運とはいえない日々を過ごしてきた。

ソロ・アルバムは、AJの育った環境が作らせた作品といえるかもしれない。両親の離婚で、母、祖父母と暮らし、父のいない生活。父への郷愁を胸に秘め、少年時代は周囲の深い愛情で育つ。悲劇は突然訪れる。息子を養うために働きに出た母の代わりに、AJを学校やダンス・レッスンなどの送り迎えをしてくれた優しい祖父が糖尿病に。またバックストリート・ボーイズとして多忙な生活を送るAJの不在が家族に穴を開けていることに気づき、母、祖父母に子犬を贈る。Tobiと名付けられ家族に愛された犬までもが糖尿病に苦しむことになる。さらに幼い頃より父と慕ってきた叔父までもが糖尿病と診断される。そしてAJは立ち上がる。<JNN Foundation>という小児糖尿病患者のための基金を設立。家族に糖尿病患者をもつAJは、病気の事を探るうちに、子供でも糖尿病を患っているという事実を知る。スターダムに昇っても、自らのバックボーンを忘れず、チャリティーへの姿勢は変わらない。こうしたAJの意志が込められた作品がこの『HAVE IT ALL』である。

音楽的には、2008年3月、ソロとしてライヴ活動を開始。スタジアムやアリーナ・クラスのバックストリート・ボーイズのツアーと異なり、ファンとの距離感が近いHouse Of Blues(アナハイム)、The Roxy(ロサンゼルス)をはじめ、ヨーロッパでもライヴ・ハウスやコンサート・ホールなどで行った。2008年2月のBSBの来日公演(東京ドーム2DAYS)に引き続き、9月に行われるはずだった初のソロ・ツアー(東京・大阪・名古屋で計4公演)は完売だったにも関わらずアーティストの都合で延期となっている。

初のソロ・アルバム「HAVE IT ALL」には、JC Chasez(ジャスティン・ティンバーレイクを輩出した'N Syncのヴォーカル)やバックストリート・ボーイズ「I Want It That Way」「As Long As You Love Me」などで知られるKristian Lundinらがプロデュース、作家として参加。AJも作家陣に名を連ね、実体験にもとづくパーソナルな詞を書いている。「父との断絶や、失恋、そして一夜限りの出来事など、本当に色んなことを取上げている。ありのままの僕だよ。」と語っている。

アルバムのコンセプトについて、「ファンク・ロック・ソウルかな。アーバン、ソウル、スカ、60年代ロック、さらには中東音楽、ケルト音楽、インド風のチャントなどなど、色んな要素が少しずつ入っていて、それが1つにまとまっているよ。」と説明している。AJが影響を受けたアーティストに、レニー・クラヴィッツ、プリンス、CCR、レーナード・スキナードを挙げる彼らしい作品に仕上がっているといえるだろう。

またBSBとソロ・アルバムの違いを、「BSBとして歌える曲もあるよ。でも歌詞はもっと個人的でエッジが効いている。今回は歌詞的にも、言葉を選ぶことなく自分を曝け出した。でもBSBだったら、グループとして動くからそんな事出来ない。」と説明している。「初めて仕事をするプロデューサーはBSBとして僕を見るから、サウンドもああいうのを目指してるんでしょ?と決めて掛かるんだ。それは否定したよ。」

最期にアルバムに対するコメントをこう締めくくってくれた。
「BSBのヨーロッパでのプロモーションを終え、帰りのフライトで、自分の音楽を最初から最後まで聞き返してみたんだ。
しばらくBSBの活動をしていたから、また改めて聞きなおしてみたんだ。すごく良いモノが出来たと思うから、早くファンに聞かせたいよ。」

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