ELT関係者によるバトン形式10年分の楽曲解説!メンバーに縁ある方々に1人ずつご登場いただき、曲に対する思い入れやエピソードを語っていただきます。
第9回は、「ファンダメンタル・ラブ」以降のすべてのプロモーションビデオだけでなく、『Crispy Park』ツアーのDVDに収録されたライブ映像やステージで使用されている映像など、数々の映像作品を手懸けてきたプロデューサーの小野博徳さんです。ELTの楽曲が持つ世界観を伝えるうえで重要な役割の1つを担うPVの“映像ライナーノーツ”になっています。
楽曲ライナーノーツバトン
26th Single 「ソラアイ」2004.02.25 AVCD-30541
27th Single 「恋文 / good night」2004.12.15 AVCD-30631

「恋文」
この曲を初めて聴かせていただいた時、ふと結婚式の絵が頭の中に浮かんできました。そして、監督である牧鉄馬さんからあがってきた企画は、娘の結婚式を父親目線でプロモーションビデオを撮るというもの。普通なら新郎、新婦をフューチャーするものなのでしょうが、父親をフューチャーするなんて見たことないし想像もできませんでした。撮影当日は、こじんまりとしたイタリアンレストランをお借りしての撮影。演出もほとんどなく、2時間ほんとの結婚式のように食事をしながらお酒を飲み、アットホームな撮影現場でした(ちなみに朝の7時から…)。数日後、持田さんと一朗さんが編集をしているスタジオに足を運んでくれて、スタッフの方々とみんなで仕上がったものを見たのですが、隣に座っていた持田さんの目からは涙が…。そのあと、5回ぐらい繰り返しみんなで見たのを思い出します。
「good night」
この作品も、牧鉄馬氏が監督。11月、真冬のような寒い夜に朝霧高原のほうにある一本道で撮影。ほぼワンカットの撮影でした。いざ撮影本番。しんと静まり返った暗闇の中、持田さんの歌声が響き渡りました。監督のカットがかかった瞬間、なんとも言い表せない感情が胸に込み上げてきたことを思い出します。持田さんのこの曲に対する気持ちがすごく伝わってくる作品ができたと思います。






