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舞台「放浪記」 すごかった。

泣いちゃったー 今日も泣いちゃったー!!

あろーは みなさま!
今日は私 うちのままに誘われて、昼間に日比谷シャンテ?にて 舞台「放浪記」を観に行ってきたよー!森 光子さんの演じる 林 芙美子ね!!

やー すごいとは聞いていたけれど なんだかこう、見ていて胸に押し寄せる何か熱くて深くて濃いものが…。あったわよ

ちなみに客の9割が 年配の女性です。
関係ないけど ケロンパさんが来てた!そのた、舞台役者さんやその奥様?私はよくわからなかったですが うちのままは分かってたっぽかった。
私は勝手に、その舞台と観客席の様子が 去年ブロードウェイで見たカラーパープルのときのそれとかぶって、ちょっと不思議な感じがしてたよ。あのときも、舞台上のFantasiaを観におしゃれした黒人女性が観客席をうめつくしていて Fantasiaの発する一言一言に、「そうよ!」とか 声がもれていた。今日も 森光子さん扮する林芙美子が、何か真に迫るセリフを吐くと おもわず観客席もそれにあいづちをうつのである。

林芙美子という作家は不遇の下積み時代を長く積んだひとで、それはそれは貧乏で 食うや食わずの生活だったらしい。住む場所もなくて カフェ(現代でいうクラブのようなとこ)で住み込みで働いたり、男の家に住みついたり、しかし大抵男に新しい女ができて家を出るしかなくて 結局最終的には木賃宿といって 男女とわずゴロ寝するようなところで寝るしかなかったりする。
けど 私小説的な「放浪記」を発表してからは 生活が一変して、寝ずにとりかかるくらいの量の仕事も入るようになって 経済的にも豊かになって立派な家に住めるようになる。
そうなると、これまで会ったこともない輩が「親戚だよ」といって家に来たりする。でもそこで彼女はそれをバッサリ斬る。「どうせ来るなら、貧乏なときに助けに来て欲しかったよ」このところで、私の後ろのほうのおばちゃんとかが「そうよ!」とかつぶやいていたよ。

ただし、うちのままも言っていましたが やはりもともとチャキチャキっとした元気のある女優さんである森光子さんですが、往年の激しさはもうあまりなく、「あんた なに言ってんだよ!」というセリフ一つ言うにしても 「あんた なに言ってんだよ。」と、抑えめではありますが説得力のあるような静かな一言になっていました。そ、そりゃそうですね… もはや、御年 はちじゅう後半??四捨五入すると90というようには とてもとても、お見受けできませんでした。美しいし 若いころの林芙美子を演じていたシーンなんて かわいらしくって!!ほんとかわいかった

ライバルから親友となった女性役で黒柳徹子さんも出演されていましたけど みなさまほんとに美しいしお元気!!一体どういう生活をしてらっしゃるのでしょう。どんなもの食べてらっしゃるのでしょう 朝食はまずステーキだっていう噂を聞いたけど本当でしょうか。ありゃー あんな舞台見たら、女性は勇気もらっちゃいます!いくつになっても女性でいること 輝き続けること。それを目指す女性なら絶対…。それに、林芙美子という作家の人生と森光子さんという女優の人生がかぶるようなリアリズムがあるところに この舞台の醍醐味があるそうですが、森さんを見ていて、最後の舞台挨拶のとき その二人の女性が舞台の上でひとつになっている様子というのを目の当たりにしたような気がしました。

最後の挨拶、森さんは舞台中央で 観客に深く深くおじぎをしています。顔をあげて 客席をまっすぐに見つめて、手をあげて 観客にお礼をします。けれど見ているこっちは いったい舞台の上のひとが森光子なのか林芙美子なのか、それがわからなくて混乱してしまいます。林芙美子というひとは 三度の結婚をして仕事もして、見た目には大変幸福な人生かもしれないですが その実本人は強い孤独を感じていたようで、「原稿を書いているときだけ 人とつながっているような気になれる。」というセリフがありました。森光子さんは ご結婚はなさってないかもしれないですがきっとたくさんの人に囲まれて、友人や仲間にかこまれて とても孤独ではないかもしれないですが、その 自分の仕事に対する関わり方が もしかして林芙美子さんとかぶるところがあるのかしら、とも思ってしまいました。そんなことまで思わせるなんて さすが時代の名女優!ということでしょうかねー

命をけずって仕事をなさっている 一人の女性の生き様を見せられたようで、私は泣いてしまいましたよ。名実ともに看板女優。とっても素敵な舞台でしたー!!!みんなも 「うちのまま 最近更年期で元気ない」なんていうことがあったら 連れてってみよう!とたんにやる気がでるはずですー!!

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