ハタチの頃からDJを始めて、今年で20年目。今も月イチ・ペースでDJを続けている訳ですが、クラブのあのデカい音でブラックミュージックを聴くのが本当に好きってことなんでしょうね。でも、実はそれと同じくらい(それ以上かも?)にソウル・バーでソウル、R&Bを聴くのが大好きなんです。ディスコ、クラブでスロウがかからなくなって久しいですが、そうなってから以降は特にソウル・バーへ行く機会が増えたように思います。でもソウル・バーは決してスロウだけを聴く場所でもないですし、そこに集まってくる人たちもそれだけを望んでいるわけじゃない。もっと幅広くソウル、R&Bを楽しむためにソウル・バーへ来ているんです。でも、ここ10年くらいでソウル・バーと呼ばれるようなお店がずいぶんと増えるにつれ、ソウル・バー=スロウ・バラードを掛けるお店というイメージが出来てきてしまったようです。でも捜せば本当のブラックミュージック好きたちが楽しめるステレオタイプじゃないソウル・バーがあるんです。ということで、ここではボクがよく通っている魅力あるソウル・バーを紹介していこうと思っています。そこではこのソウル・エッセンシャルズ・シリーズがかかっているのは言わずもがなですが、もっともっといいソウル、R&B作品に出会えるハズです。
良質なソウルR&Bを聴かせてくれるソウルバーを紹介する本コーナーの第1回目を飾るのは、渋谷は円山町にあるBAR ROOM。ボクのサイトで連載コラムも書いてもらっているマスター樫井さんのセンスが光る、とてもお洒落なお店です。普通ソウルバーというとちょっと薄暗くてソウルマニアじゃないと入りづらそうなところが多いですが、ここBAR ROOMは違います。「美味しいお酒」、「いい音楽」、「寛げる空間」というコンセプトの下、いわゆるソウルバーとは趣きの異なる心地よい空間を提供していて、その居るだけで落ち着けるカウンターで樫井さん自らかける洗練されたソウル・ナンバーを聴いていると、2、3時間なんてあっという間。それぐらいリラックスして、音楽が楽しめるいいお店です。またソウルバーというと、いわゆるダンスクラシックスの頃(70〜80's)の曲がよくかかりますが、ここは同じ80'sでも中期から後期を多くかけていて、ソウルファンの間でも忘れられようとしている名曲の数々をリマインドしてくれる希少スポットであり、こう見えて実は結構こだわりのあるソウルバーだったりします。今度いつか渋谷で食事などしたあとにもう一軒という時に、いちど足を運んでみてください。居心地のいい空間で聴くソウルミュージックがきっとあなたを満足させてくれるはずです。
東京都渋谷区円山町1-3 SKビル4階
03-5489-3633
営業時間
8:00PM〜4:00AM(月〜金)
8:00PM〜1:00AM(土)
定休日=日曜日・祝日